7月に以下の本を上梓致します。
「サスティナブルシティ ニューヨーク:持続可能な社会へ」(繊研新聞社)
ニューヨークがサステナブルな都市に向けて邁進する様子を、市のサステイナブル政策から人々の生活スタイルまでさまざまな視点で捉え、読み物スタイルで記しました。
ニューヨークをイメージしながら楽しく読んで頂き、サステイナビリティについてあまりご存知ない方でも、読み終えたときに、いつの間にか、環境・社会問題に関して網羅的な知識が身についていた、というような本になることを目指して作りました。
ニューヨークが好きな方、行ってみたい方、都市政策やサステナビリティにご興味のある方、いろいろな方にお読み頂けると嬉しく思います。
少し、製作秘話をお話すると・・・
2013/06/20
2013/06/12
コカコーラ社の肥満防止キャンペーンから考察する、持続可能社会における企業のあり方
今年の初めから、コカコーラ社が、肥満防止キャンペーン「カミング・トゥギャザー」を展開しています。
缶コーラ一本分のカロリーを消費するにはたったこれだけの運動で済みます、カロリーが気になる人は同社の"ダイエット"製品や水など低・ノーカロリー製品、ミニサイズの製品を飲みましょう、といった広告です。
さらに5月には、このキャンペーンを世界展開し、12歳以下の子供向け広告を全世界で禁止することを発表。
同時期には、傘下のコカコーラ財団が、本社のあるジョージア州の複数の非営利団体に対し、州民の運動を促す活動のためにと38億ドルを寄付しています。(Coca Cola)
ここまで読んで、だから何?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
コカコーラが肥満防止キャンペーンを行うというのは、タバコメーカーが禁煙キャンペーンを展開するようなもので、アメリカ人にとって非常に違和感を感じることなのです。
日本に在住の方にお伝えすると、多くの場合、信じて頂けないか、軽く流されるのですが、
缶コーラ一本分のカロリーを消費するにはたったこれだけの運動で済みます、カロリーが気になる人は同社の"ダイエット"製品や水など低・ノーカロリー製品、ミニサイズの製品を飲みましょう、といった広告です。
さらに5月には、このキャンペーンを世界展開し、12歳以下の子供向け広告を全世界で禁止することを発表。
同時期には、傘下のコカコーラ財団が、本社のあるジョージア州の複数の非営利団体に対し、州民の運動を促す活動のためにと38億ドルを寄付しています。(Coca Cola)
ここまで読んで、だから何?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
コカコーラが肥満防止キャンペーンを行うというのは、タバコメーカーが禁煙キャンペーンを展開するようなもので、アメリカ人にとって非常に違和感を感じることなのです。
日本に在住の方にお伝えすると、多くの場合、信じて頂けないか、軽く流されるのですが、
2013/06/01
差別という学び
ヘイトクライムが多発するニューヨーク(twitter)。
最近頻発しているのはゲイに対する被害ですが、人種的な差別も根強く残っています。
先日私も人種差別かもと思われる、ちょっとした被害に遭いました。
休日の夕方、地下鉄ホームで電車を待っていると、
急行から各停へ大騒ぎしながら走って乗り移る、10代後半くらいの黒人キッズ4人組がいました。
各停に乗るや否や、食べていたポテトチップスの缶をホームに投げ捨て。
ポイという感じではなく、投げつけたという風で、
わざとかどうかはわかりませんが、それが歩いていたアジア人女性に当たりました。
女性は当惑しながらもその場を去っていきましたが、
その後も、仲間の一人を車外に押し出したり、とにかく大騒ぎ。
ドアが閉まり電車が走りだすと、今度は無理やりドアをこじ開けようと必死。
何をしでかすのかと見ていると、私の前に来たところでこじ開けたドアの隙間から私にかかるように唾を吐きました。
最近頻発しているのはゲイに対する被害ですが、人種的な差別も根強く残っています。
先日私も人種差別かもと思われる、ちょっとした被害に遭いました。
休日の夕方、地下鉄ホームで電車を待っていると、
急行から各停へ大騒ぎしながら走って乗り移る、10代後半くらいの黒人キッズ4人組がいました。
各停に乗るや否や、食べていたポテトチップスの缶をホームに投げ捨て。
ポイという感じではなく、投げつけたという風で、
わざとかどうかはわかりませんが、それが歩いていたアジア人女性に当たりました。
女性は当惑しながらもその場を去っていきましたが、
その後も、仲間の一人を車外に押し出したり、とにかく大騒ぎ。
ドアが閉まり電車が走りだすと、今度は無理やりドアをこじ開けようと必死。
何をしでかすのかと見ていると、私の前に来たところでこじ開けたドアの隙間から私にかかるように唾を吐きました。