説明書きには、90年代初期に起こっていたこととして「欧州の紛争、中東和平、エイズ問題、医療保険問題、銃規制、同性愛者の権利」と記載されていました。
すべて、最近のニュースで盛んに取り上げられていることばかり。
20年前経っても、何ひとつ解決されていないことを実感しました。
恐らくキュレーターも、それを伝えたかったのではないかと思います。
ただ、展示は全体として性的な作品やエイズや銃による殺人など社会問題を問い掛けるグロテスクな作品が多く、総括していえば"変態の館"という感じでしたが(アーティストの方々、すいません・・・)、現在はオーガニック関連の店の出現がジェントリフィケーションの兆候と見られているくらいですから、文化的には20年間でだいぶ穏やかになったのだろうと思います。
いまから20年後の2033年には、上記の諸問題は解決されているのか。
私たちの行動が問われているのでしょう。
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